丹は「赤」、頂は「てっぺん」の意味で、頭のてっぺんが赤いことから名付けられている特別天然記念物のタンチョウ(丹頂)。北海道内では、村鳥である鶴居村をはじめ、釧路を主にタンチョウの観察スポットがあります。冬のシーズンには何百羽と飛来し、給餌時間に合わせて行くと更にタンチョウを間近に見ることができます。
【釧路市】阿寒国際ツルセンターグルス
タンチョウへの人工給餌発祥の地である釧路市阿寒町。グルスの専門研究員がタンチョウの生態や行動などを研究し、タンチョウの保護に役立てていく国内唯一のタンチョウのための施設。分館としてタンチョウ観察センターもあります。野外飼育場では、自然に近い状態で飼育されているタンチョウが一年を通して観察することができます。
北海道釧路市阿寒町上阿寒23線40 TEL:0154-66-4011
https://aiccgrus.wixsite.com/aiccgrus
【釧路市】釧路市丹頂鶴自然公園
釧路空港から車で10分に位置する釧路市丹頂鶴自然公園は、特別天然記念物のタンチョウを季節・天候を問わずいつでも観察できます。通年約20羽を飼育していて、初夏にはかわいい雛の姿も見ることができます。
北海道釧路市鶴丘112 TEL:0154-56-2219
http://www.kushiro-park.com/publics/index/72/
【鶴居村】鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ
給餌場とネイチャーセンターがある日本野鳥の会直営の鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ。給餌場では、タンチョウの餌が少なくなる11月から3月に給餌を行っています。最大で400羽近くのタンチョウが飛来します。ネイチャーセンターでは望遠鏡で観察をすることができます。
北海道鶴居村中雪裡南 TEL:0154-64-2620
【鶴居村】鶴見台
鶴居村にあるタンチョウの給餌場の一つでタンチョウの姿を群れで観察することができる鶴見台。給餌は11月~3月の冬期間の朝方8:30頃からと14:30頃からの2回行われタンチョウを間近に見ることができます。特に1月~2月にかけては180羽以上が集まる大給餌場となります。
北海道鶴居村下雪裡 TEL:0154-64-2050(鶴居村教育委員会)
http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3681/
【鶴居村】音羽橋
音羽橋(おとわばし)は、タンチョウのねぐらを唯一脅かすことなく観察・撮影できるスポットです。特に真冬の早朝らはタンチョウを撮影しようと多くのカメラマンが集まります。タンチョウの飛来は季節により異なります。真冬の川霧に浮かぶタンチョウの姿は幻想的です。
北海道鶴居村下雪裡第三
タンチョウが見れるライブカメラ
タンチョウ・ツルライブカメラ|ライブカメラDB
タンチョウの観察マナー
- 給餌場やねぐらでは立入禁止区域に入らないようにしましょう。
- タンンチョウを驚かせたり、フラッシュで撮影しないようにしましょう。
- 人間が捨てたものをタンンチョウが食べてしまうことがありますので、ゴミは絶対に捨てないようにしましょう。